ホラー漫画『ガンニバル』 この村の人間は人を喰ってる…閉鎖的な田舎の村に移住した親子を襲う狂気の風習と村人達。

いつもありがとうございます。

マンガ大好きユキチです。

今回はホラー漫画『ガンニバル』を、ご紹介させて頂きます。

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怖いけど先が読みたい・・・でも先を知るのも怖い…と、完璧なホラー漫画。面白いです。

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1.『ガンニバル』の基本情報

著者 二宮正明
出版社 日本文芸社
連載雑誌 週刊漫画ゴラク
掲載期間 2018年~
巻数 既刊11巻

二宮正明さんは、2016年のデビューで、私にとっては初読みの漫画家さんです。
『ガンニバル』のタイトルは、未だ釈然としません。人の肉を食べる人を英語で、Cannibal(=カンニバル)と言うため、なぜタイトルを”ガン”ニバルにしたのか意味がわかりません。もしかしたら、はじめの構想では、ガン(拳銃)バトル含みの内容だったのかもしれませんね。

二宮さんが、ちばてつや賞の佳作となった作品がWEB公開されていました。

http://www.moae.jp/comic/chibasho_revoltechtaniguchi?_ga=2.187579624.1358963870.1613791611-6637381.1607843702

2.『ガンニバル』のあらすじ

山間の村・供花村(くげむら)に、妻子とともに赴任してきた駐在・阿川大悟。何もないのんびりした村ですが、ある時、顔の半分無くなった老婆の死体が発見されます。大悟は、その死体の腕にある噛み痕に不審感を抱き、前任の駐在が、村人たちが食人をしていたという噂を触れ回って、失踪していることを想い出します…

3.食人は一つの文化だった?

物語のスタートは、主人公・大悟が怪しげなWEBサイト「人類が始まって20万年、食人は一つの文化だった…今も、世界のどこかで、日本のどこかの集落で…」を見ていて「まさか、この村だったりして…」と冗談ぽくつぶやくところから始まります。
食人の習慣は、過去、風習的なものや、薬用、極限の餓えなど、様々な理由で行われてきました。そんな食人の風習が、日本の弊社的な山間の村で続いていた…。現実には絶対無い。とも言えない所がこの漫画の面白いところです。

最近のノンフェクション本で『人喰い ロックフェラー失踪事件』も衝撃でした。大富豪のロックフェラー家の御曹司が、ニューギニアで謎の失踪。しかし実は食べられていったって。

4.後藤家が怪しい

ネタバレすると面白くないので詳しく書きませんが、昔は供花村の大地主だった後藤家が相当怪しいです。また失踪した前任の駐在も後藤家を探っていたことがわかってきます。善良に見えた村人達も、次第に何かを隠し、大悟一家を見張っているように感じてきます。

周りに頼る人がいない大悟一家ですが、村を出て行けない理由も明らかになってきます。

5.まとめ

物語は現在9巻で佳境に入ってきて、伏線が回収されるクライマックス。あと数巻で完結する雰囲気です。ホラー、サスペンス好きにおすすめの漫画です。

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