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マンガ大好きユキチです。
今回は、デスメタル・ギャク漫画『デトロイト・メタル・シティ』を、ご紹介させて頂きます。
音楽として、デスメタル(Death Metal)が何なのか?ほとんど興味もないのですが、そんなことは関係なく面白いです。
1.『デトロイト・メタル・シティ』の基本情報
著者 | 若杉公徳 |
出版社 | 白泉社 |
連載雑誌 | ヤングアニマル |
掲載期間 | 2005年~2010年 |
巻数 | 全10巻 |
若杉公徳(わかすぎきみのり)さんは、1998年デビューの漫画家さんです。作品には超大作はなく、どの漫画も10巻以内で完結していますが、くすりと笑えて楽しめる漫画ばかりです。代表作はこの『デトロイト・メタル・シティ』や『みんな!エスパーだよ!』『KAPPEI』でしょうか。
『デトロイト・メタル・シティ』の主人公は、大分県犬飼町出身で、しばし帰省する様子が描かれているのですが、若杉さんの出身地とのこと。読む漫画ないなぁと思ったときに読み返せる漫画です。アニメや実写映画にもなっており、アニメの評価は結構高いです。
実写映画は、主役の根岸崇一(ヨハネ・クラウザーII世)役が松山ケンイチさん、バンドメンバーにもロバート秋山さんがいて、楽しみな配役です。一話完結のギャク漫画がどのような物語になっているのか、実際の演奏は?など、漫画とは違った楽しさがあります。
2.『デトロイト・メタル・シティ』のあらすじ
地獄から来た悪魔と称されるインディーズ・メタルバンド「デトロイト・メタル・シティ(DMC)」のヴォーカル・ヨハネ・クラウザーII世。その実態はオシャレなポップ・ミュージックを愛する平凡で弱気な音楽青年・根岸崇一(ねぎしそういち)です。
自分のやりたい音楽では誰からも認められず、いやいやクラウザーを演じている崇一ですが、秘められたメタルの才能を発揮し、信者(ファン)たちを熱狂させる。
3.主人公のギャップを楽しむ
オシャレなポップバンドがやりたかった心優しい崇一は、デスレコーズ社長に強制的にデスメタルバントをやらされていますが、クラウザーII世になると人格がかわってしまうギャップが面白いです。また、家族にもバレないように、クラウザーII世を演じている崇一ですが、怒りや嫉妬心でテンションが上がった時は、クラウザーII世に変身し、結構器用に使い分けています・笑。
崇一が思いを寄せるヒロイン・相川由利(あいかわゆり)にも、正体がバレそうでバレない関係が続き、二人の関係がどうなっていくかも楽しいです。
4.まとめ
デトロイト・メタル・シティにはライバルバンドがいくつも出てくるのですが、私が一番好きな話は、クラウザーI世を名乗る男が、DMC打倒のために結成したバンドの話です。デスレコーズの女社長と因縁があり、最後の対決場面が圧巻です。