漫画『第九の波濤(だいくのはとう)』 水産学部を目指す人におすすめ!長崎大学水産学部に入学した都会育ちの青年の成長物語。

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今回は、長崎大学水産学部に入学した青年の大学生活を描いた『第九の波濤(だいくのはとう)』を、ご紹介させて頂きます。

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長崎の生活と、水産学部の学生のキャンパスライフが、知識欲を刺激してくれます。

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1.『第九の波濤』の基本情報

著者 草場道輝、監修:高谷智裕
出版社 小学館
連載雑誌 週刊少年サンデー
掲載期間 2017年~
巻数 既刊15巻

草場道輝(くさばみちてる)さんは、1997年デビューの漫画家さんです。代表作はサッカー漫画『ファンタジスタ』シリーズです。

草場さんは長崎生まれで、この『第九の波濤』の舞台、長崎大学卒です。また、監修には長崎大学水産学部教授の高谷智裕さんがついており、かなり本格的な水産学部漫画となってます。

2.『第九の波濤』のあらすじ

東京育ちの海老原湊(えびはらみなと)は、父の十七回忌で、訪れた長崎で、磯料理屋の娘・凪子(なぎこ)に、一目惚れし、彼女を追って長崎大学・水産学部に入学します。しかし、彼女が進学したのは、水産学部は水産学部でも、東京の東都水産大学の水産学部でした。

水産学部の新入生達は、オリエンテーションで教室に集まっていると、厳つい上級生達が入ってきて、自己紹介をしろと言い出します。返事は”押忍(おす)”だ!大きな声で!と、湊はとんでもないところに入学してしまったと後悔しだします。

3.都会育ちのお坊ちゃんが海の男に

ファッション誌の編集長をしている母に大切に育てられた、スマホ依存症ぎみの都会っ子、湊が、先輩や同級生達に揉まれながら、逞しい青年に育っていく様子が描かれています。

湊と凪子との仲は、はじめのすれ違いから、すれ違いを繰り替えす展開が、ずーっと続くのですが、巻が進むと、少しづつ距離が近づいていきます。また、亡くなった湊の父親がどんな人物だったのか、父親の顔も覚えていない湊は、徐々に父親を知っていくことになります。

4.実際の油絵「第九の波涛」

作品のタイトルは、ロシアの画家アイヴァゾフスキーの油絵「第九の波涛」からとったようです。波濤(はとう)は大波という意味で、漢字の違いは、「涛」が「濤」の略字となってます。

油絵「第九の波涛」は、夜の嵐の海へ投げ出された人たちが、船の木片につかまって荒波の中を漂っている姿が描かれています。第一の波から第二、第三と波が次第に大きくなり、第九の波で最高潮に達して、また第一の波へ戻るという、嵐の海についてのジンクスからきているようです。

参考)油絵「第九の波涛」です。

5.まとめ

楽しい話ばかりできなく、賛否両論ある悲しい展開も描かれています。困難にを乗り越えながら父親の後を追っていく湊。派手さはないですが、おもしろい作品です。

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