いつもありがとうございます。
マンガ大好きユキチです。
今回は、今、もっとも面白い漫画!と話題の『葬送のフリーレン』を、ご紹介させて頂きます。
当たり前ですが、読むまでは面白さがまったくわかりませんでした(笑)。そもそもタイトルの「葬送(そうそう)」の意味もわかりません。調べてみると「葬送」は、死者と最後の別れをし、火葬場や墓地に送り出すこと。 またそのための儀式を言うそうです。意味深なタイトルですが、読んでいくうちに何となく意味がわかってきます。
1.『葬送のフリーレン』の基本情報
著者 | 原作:山田鐘人、作画:アベツカサ |
出版社 | 小学館 |
連載雑誌 | 週刊少年サンデー |
掲載期間 | 2020年~ |
巻数 | 既刊5巻 |
山田鐘人(やまだかねひと)さんは漫画家さんですが、今は漫画原作がメインのようです。アベツカサさんはデジタルで作画されており、イラストの作画作業の動画をネットに公開されております。拝見させて頂いたのですが、作業よりもペンの持ち方が気になってしまいました(笑)。
参考)アベツカサさんはデジタルで作画模様です。
2.『葬送のフリーレン』のあらすじ
10年かけた冒険で、魔王を倒した勇者一行(勇者ヒンメル、戦士アイゼン、僧侶ハイター、魔法使いフリーレン)は、50年後の再会を期して別れます。長命なエルフ族のフリーレンは外見は少女ですが、1000年以上生き続けており、諸国へ魔法収集の旅に出ます。
50年後に再会した4人。フリーレン以外(人間のヒンメル、ハイター、ドワーフ属のアイゼン)は年を取っており、その後、ヒンメルは老衰で亡くなってしまいます。10年一緒に冒険をした仲間ですが、長命なフリーレンとっては一瞬の10年、なぜもっとヒンメルのことを知ってやれなかったのかとフリーレンは涙を流します。
勇者ヒンメルの死から20年後、ハイターとフリーレンは再会します。ハイターは戦争孤児だった少女・フェルンを育てており、フリーレンにフェルンを見習い魔法使いとして、一緒に旅に連れて行ってくれと頼みます。
3.『葬送のフリーレン』の面白さ
淡々と物語が進んでいく『葬送のフリーレン』が、なぜそんなに面白いのか、思いつくところを、いくつか挙げてみます。
エルフ・フリーレンの心の変化
1000年以上を生きているエルフのフリーレンにとって、人間との関係は一瞬の出来事であり、あまり人間とは関わろうとしてこなかったようです。しかし、ヒンメルの死以降、フリーレンは人間をもっと知りたくなり積極的に関わっていきます。そんな時にふと思い出す、昔の仲間達との思い出が、切なく暖かいです。
新しい仲間との旅立ち
フリーレンは再び新しい仲間達と旅に出ることになります。ロールプレイングゲームの定番ですが、冒険の旅は一人ではなく、能力者達が、それぞれの得意技で助け合いながら目的地に向かいます。フリーレンのパーティも、前を守る戦士や、毒や攻撃からの回復の能力をもつ僧侶などが仲間に加わっていきそうそうです。
特殊能力バトル
魔王は討伐されていますが、多くの魔王の部下の魔族が残っており、フリーレン達の行く手を阻むこととなります。魔族の武器は魔法で、フリーレン達魔法使いと魔法バトルとなります。また、魔物やフリーレン以外のエルフ、他の種族も登場してきそうです。
4.まとめ
まだ5巻ですので冒険は始まったばかりです。
昔の仲間と、新しい仲間との2つの冒険が楽しめる面白さがあります。また、時々出てくる1000年以上生きてきたフリーレンの過去の経験談も面白いです。