いつもありがとうございます。
マンガ大好きユキチです。
今回は、コナリミサトさんの人気漫画『凪のお暇』を、ご紹介させて頂きます。
TVドラマは、我が家でも私以外の家族は全員観ていました(笑)。私は、原作漫画があることを知り、漫画を読んでから!と我慢?してドラマは観ずに、最近やっと漫画を読みました。先にドラマ観なくてよかった~!と思えた面白い漫画です。
(先にドラマを観てもよかったのですが、先入観なくマンガを楽しみたかったからです!)
1.『凪のお暇』の基本情報
著者 | コナリミサト |
出版社 | 秋田書店 |
連載雑誌 | Eleganceイブ |
掲載期間 | 2016年~ |
巻数 | 既刊8巻 |
「Eleganceイブ」は、大人の女性の漫画雑誌とのことですが、もちろん私は、まったく読んだことはありません。ですから『凪のお暇』のTVドラマがやってなければ、巡り合うことはなかった漫画かもしれません。
コナリミサトさんは、2004年デビューの女性漫画家さんです。もともと、節約ネタの漫画を描きたいと思い、それをやるためにはどんな主人公が良いか考えて、主人公の凪が生まれ、そこから色んな設定やストーリーを肉付けしていき『凪のお暇』が誕生したようです。
2.『凪のお暇』のあらすじ
都心の会社で働く28歳OL・大島凪(なぎ)は、サラサラのストレートヘアでおとなしく、日々を平穏無事に過ごすために、常に場の空気を必死に読んで過ごしています。同僚の女性には仕事を押し付けられ、食事会ではネタにされ「何だかなぁ…」と疲弊しています。
唯一の生きがいは「節約」という冴えない暮らしの中で、営業部のエース・我聞慎二と付き合っていることが唯一の自慢できるところです(会社のみんなには内緒にしてますが)。
ある日、会社の休憩室で、慎二が後輩と話しているところに出くわし、慎二が凪について「アッチがいいから付き合ってる」という言葉を聞いてしまい、過呼吸の発作を起こして倒れてしまいます。
(「凪のお暇」1巻から引用)
これがきっかけとなり、人生のリセットを決意した凪は会社を辞め、都心2LDKから郊外の6畳1間のアパートへ引っ越します。家具や服も断捨離し、会社の同僚や慎二にも引っ越し先を告げず、連絡も絶って、しばしの”お暇”生活をはじめるのでした…。
3.凪の”お暇”生活
もともと凪は、ひどいくせ毛です。毎朝1時間かけてサラサラヘアにしていたのでした。自分を変えたくて、髪も地毛のままで断捨離して新生活に入るのですが、しかし断捨離しすぎですね(笑)。
(「凪のお暇」1巻から引用)
「もしかしたら、私、早まってしまった?」と、ちょっと後悔しながら新生活をはじめる凪を、読者は必ずが好きになってしまいます。健気で真面目に節約生活をはじめる凪。そんな彼女は、今まで空気を読んで付き合ってきた人達とは違う、本音で話せる人達と出会っていきます。
4.凪をめぐる恋のライバル?
あまりネタバレ無く描きますが、連絡を絶ったはずの元カレ・慎二は、凪の元同僚から住所を聞き出し、凪の元を訪ねてきます。二人の関係がどうなるのか気になりますね。
↓2巻の表紙は凪とその慎二です。
また、凪が引っ越したアパートの隣の住人・ゴンちゃんも相当あやしい人です。腕に竜のイレズミを入れているイベントオーガナーザー(企画人)とのこと。
↓3巻の表紙はゴンちゃんと凪です。
この2人と凪がどうなっていくのか、三角関係の先が楽しみです。
5.まとめ
ドラマは終わってしまってますが、漫画の連載はまだ続いています。
お暇を頂いている凪と出会う人は、みな個性的で魅力のある人ばかりです。しかし、出会った当初は、怪しく見え、凪には近寄りがたく、苦手に思える人達でした。
初めての友人や、初めての女子飲みに感動しながら、凪と一緒に、やさしいお暇の時間を楽しめる漫画です。