いつもありがとうございます。
マンガ大好きユキチです。
今回は、高校野球漫画『忘却バッテリー』を、ご紹介させて頂きます。
ホント申し訳ないのですが、期待せずに読んでみたら、予想以上におもしろいです。高校野球漫画は過去から数限りなく作品がありますが、こういった切り口もあるんだと感心してしまいます。
1.『忘却バッテリー』の基本情報
著者 | みかわ絵子 |
出版社 | 集英社 |
連載雑誌 | 少年ジャンプ+ |
掲載期間 | 2018年~ |
巻数 | 既刊11巻 |
期待せずと失礼なことを言いましたが、パっ見で、女性漫画家さんが描いたイケメン野球漫画だろう…となかなか手が出ませんでした。しかし、何が忘却なんだ?と知りたくて読んでよかったです(笑)。みかわ絵子さんは2014年デビュー。私にとっては、初・みかわさん漫画となります。
2.『忘却バッテリー』のあらすじ
中学野球界で恐れた怪物バッテリー、完全無欠の豪腕投手・清峰葉流火(きよみねはるか)と、冷静沈着・智将捕手・要圭(かなめけい)。中学時代に彼らと対戦した山田太郎(父が「ドカベン」ファン)は、野球を辞める決意をし、野球部のない都立小手指高校に進学します。
しかし、太郎は小手指高校で、清峰葉流火と要圭に出会います。しかも、要圭は想像と違い、つまらないギャクを連発するアホっぽい男で、聞くと、記憶喪失になって、まったく野球を忘れてしまったというのです。そこで、家から近いと言う理由で小手指高校に入学したとのことです。
圭にくっついて小手指高校に入学した葉流火、圭、太郎の3人は、結局野球愛好会に入ります(笑)
3.天才プレイヤー4人が集結
天才プレイヤー4人集結と書きましたが、まずは葉流火と圭で2人で、あと2人登場します。詳しく書くのは読んでのお楽しみで止めておきますが、その2人も、結局、スポーツ無名高の小手指高校に入学してくるのですから、何かしら背景を背負ってます。
そんな2人が、再び野球をはじめ、無名校が野球強豪校に下剋上の闘いをしかける。面白くない訳ないですよね。
4.記憶喪失には理由が…
もう一つ面白いところは記憶喪失の要圭です。野球のことは一切忘れ、智将ならぬ恥将になってしまった圭。頭ではわかってなくても体が覚えていて、そこそこのプレーはできます。また、冷静沈着ではないですが、明るいキャラで、小手高野球部に無くてはならない存在になります。
しかし、なぜ記憶を無くしたのか?その理由も、なるほど…そうきたか!と読ませます。
5.まとめ
葉流火と圭もまだ高校1年生です。野球部員も9人ギリギリの小手指高校。これから、高校野球界に旋風を巻き起こすことは間違いなし。楽しみはまだまだ続きます。