漫画『男の自画像』 引退した元プロ野球投手が、30代半ばで、プロ復帰を目指す! 男のロマンは自己中だ…でも許す!!

いつもありがとうございます。

マンガ大好きユキチです。

今回は、プロ野球にカンバックを目指す男を描いた漫画『男の自画像』を、ご紹介させて頂きます。

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タイトル『男の自画像』は、シブいネーミングですが、漫画の内容は想像できませんね(笑)。物語はタイトルと同様に、シブい、いい短編小説のような漫画です。

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1.『男の自画像』の基本情報

著者 柳沢きみお
出版社 小学館
連載雑誌 ビックコミック
掲載期間 1986年~1988年
巻数 全6巻

この漫画は30年以上前の連載となりますが、テーマは男の生き方ですので、古さはあまり感じないです(古いおじさんの個人的感想ですが・笑)。

柳沢きみおさんは、1970年デビューですから超ベテランの漫画家さんです。中年漫画好きには馴染の深い漫画家さんで、私も記憶に残っている作品がいくつかあります。最近のヒット作は『特命係長 只野仁』ですが、現在も『特命係長 只野仁 ルーキー編』を、ヤンマガWebに連載中です。

参考)柳沢きみおさんファンの方は読んでおきたいエッセイです。

2.『男の自画像』のあらすじ

プロ野球球団・東京セネタースで投手をしていた並木雄二(なみきゆうじ・36歳)は、6年前に肘を痛めて退団し、会社員となって、妻と子供2人で暮らしています。プライドの高い元CAの妻との仲は冷え切っており、心のすき間を埋めるように若い娘と不倫をしています。

日々の暮らしの中で、雄二は、強打者に打たれる夢を見続け、野球へ未練が断ち切れません。肘も良くなったこともあり、もう一度プロのマウンドに立ちたいと、夜、ベッドを出て走り始めます。

雄二は、焼き鳥屋をはじめた、元チームメイトの益山に、カンバックを相談しようとしますが、益山の妻は、焼き鳥屋に幻滅し、家出をしてしまい相談できる状況にありません。ついに、雄二は、カンバックを目指し、会社を辞めてトレーニングに集中したいと、妻に告げます…。

3.男のロマン=身勝手な我儘。でも惹かれます。

雄二と冷え切っている妻との会話はホント、リアルです(笑)。不倫している娘を幸せにしたいが、可愛い子供達とは別れられない。しかし不倫は止められないと、身勝手な雄二です。野球をクビになった時、拾ってもらった恩人の会社上司、慕ってくれる部下を裏切ってまで、復活できる見込みもないプロ野球選手を目指すのか、読んでのお楽しみです。

益山以外に、プロ野球をクビになった元選手も何人か登場し、彼らの第二の人生も描いています。栄光を忘れられず、破滅していく人、小さな幸せを見つける人など、このあたりの描き方は、柳沢みきおさんは上手いです。

私は、年1回テレビで放送されるプロ野球ドキュメンタリー番組「プロ野球戦力外通告」は欠かさずみているのですが、この番組で映し出された家族の第二の人生が描かれている感じです。

4.当時のプロ野球選手が実名で登場、懐かしい!

雄二が再入団を目指しているのは、以前所属していた東京セネタースです。この球団の実在モデルはヤクルトスワローズのようです。漫画の中で、東京セテタース以外は、実在の球団、その当時の実在の選手が多数登場します。

『男の肖像』が連載されていたのは1986年~88年ですが、漫画の中でも、清原が西部ライオンズに入団(86年)したことも話題になったりしています(笑)。

5.まとめ

プロ野球の光が当たらない部分も描けている野球漫画です。雄二の生き方がカッコイイです。

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