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マンガ大好きユキチです。
今回はハロルド作石さんの漫画『RiN』を、ご紹介させて頂きます。
漫画家を目指す少年と、不思議な力をもった美少女の物語です。
1.『RiN』の基本情報
著者 | ハロルド作石 |
出版社 | 講談社 |
連載雑誌 | 月刊少年マガジン |
掲載期間 | 2013年~2016年 |
巻数 | 全14巻 |
ハロルド作石さんのデビュー作、『ゴリラーマン』と、現在、連載中の『7人のシェイクスピア』を比較すると、ほんとに画がうまくなったことがわかります。しかし、画のうまさと漫画のおもしろさは別物です。
以下、独断と偏見の私のハトルド作石さん作品ランキングですが、今回ご紹介する『RiN』は、3位としています。
2.『RiN』のあらすじ
学校でのおれは死んでいる・・・。主人公、伏見紀人(16歳)は、日中はダラダラ過ごし、なるべくエネルギーを使わず夜に備えています。夜は「漫画家になる」という夢のため、ひたすら漫画を描いています。
やってきた夏休み、描き上げた渾身の一作を携えて上京し、あこがれの漫画雑誌「トーラス」編集部を訪ねますが、評価はボロボロ「やめた方がいいんじゃない?」と言われる始末です。それでも、おれには漫画しかない…と、再び漫画に挑戦していきます。
(「RiN」1巻から引用)
一方、不思議な力をもつ美少女・石堂凛(16歳)も、友人が勝手に申し込んだことから、芸能事務所に所属しますが、自分には向いていない、有名にもなりたくないと、芸能界入りは断るのでした。
そんな紀人と凛が出会い、時間を超えた運命の物語が始まるのでした…。
3.『RiN』は、スピチアル要素も
『RiN』は、高校生の紀人が、漫画家を目指していく、漫画『バクマン』のような展開に、凛の不思議な力や、前世からの輪廻、因縁など、スピチアルな要素も加わります。このスピチアルな要素は、『RiN』には不要だった、という人も多いのですが、私はけっこう楽しく読めました。
参考)『バクマン』です。
4.『RiN』のラストに読者の不満爆発?!
『RiN』のラストですが、打ち切りになったのでは?と言われるほど、唐突で駆け足の最終回でした。これによって、読者の『RiN』の評価は大きく落ちてしまっています。
風呂敷を広げすぎて、うまくまとめられなかった感はありますが、少なくとも13巻までは、十分楽しましてくれた漫画ですので、私は、おすすめ漫画と、させて頂きます。