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マンガ大好きユキチです。
今回は、2022年3月に伊藤英明さん主演で、実写映画化が決まった漫画『KAPPEI』をご紹介させて頂きます。
漫画を読むと「伊藤英明さん、よくぞ主演を引きうけてくれた!」と、喝采を送ること間違いなしです。
1.『KAPPEI』の基本情報
著者 | 若杉公徳 |
出版社 | 白泉社 |
連載雑誌 | ヤングアニマル |
掲載期間 | 2011年~2014年 |
巻数 | 全6巻 |
若杉公徳(わかすぎきみのり)さんは、1998年デビューの漫画家さんです。ヒット作は『KAPPEI』 の前に、ヤングアニマルに連載していたデスメタル・ギャク漫画『デトロイト・メタル・シティ』です。
参考)『デトロイト・メタル・シティ』
『デトロイト・メタル・シティ』は連載中に、アニメや実写映画化されたのですが、『KAPPEI』は連載終了後、8年の時を経て実写映画になります。漫画のコンセプトは、終末の戦士による、最強のラブコメ!です。
2.『KAPPEI』のあらすじ
ノストラダムスが予言した1999年7月の人類滅亡。悪がはびこり無法が支配する荒廃した世界で、滅亡に向かう人類の救世主になるべく、日本のある島で、殺人拳を身に付けた男達がいました。
人類を救うべく、生まれながらに島で修業を積んだ世紀末の戦士達は、無戒殺風拳(むかいさっぷうけん)を会得。ある日、師匠である老子は、弟子達を集め、ついに指令を出すと気がきたと告げます。
「滅亡の年は1999年・・・今はもう2011年じゃ。99年から12年様子を見てきたが、一向に滅びる様子がない…。だからここらでアレだ…次の人生もあるだろうし…、短的に指令を出すとだな…解散!」「えっ!」・・・。そして戦士達は各地に散っていき、勝平(かっぺい)は東京で出てきます。
映画の公式PVもその場面からはじまります。
3.戦士には一切関係が無い!青春がきた!?
生き方を探しに、東京に出てきた勝平ですが闘うことしか知りません。修業の時に老子は「世の中には、女という生き物が存在するが、おぬし達には一切関係がない。世紀末の戦士となるのだ!」と言われて育ち、女性に初めて出会います。
この老子の「〇〇〇じゃが、おぬし達には一切関係がない」ルレーズが毎回出てきて笑いを誘います。
そんな勝平は気のいい大学生・啓太(けいた)と友人となり、家に居候させてもらいます。そして、勝平は啓太達大学生と花見に行った時に、啓太の友人・山瀬ハルに一目惚れしてしまいます。無知でうぶな勝平の恋の行方と青春が楽しく、最後は少しホロリときます。
4.戦士達が東京に集まる!
世紀末の戦士達は勝平だけではありません。無戒殺風拳〇〇流の戦士達が勝平のもと(正しくは啓太の部屋)に集まってきます。
↓5巻の表紙は、無戒殺風拳最強の使い手、龍咆流(りゅうほうりゅう)の英雄(ひでお)です。色々な意味で、勝平と死闘を繰り広げます。
この英雄を、実写映画では、小澤征悦さんがやってます。小澤の戦士姿、笑えます。
5.まとめ
全6巻はコンパクトで、途中ダレることもなく、楽しく一気読みです。ラストはそう来たか!と余韻に浸ってください。