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マンガ大好きユキチです。
今回は恋愛漫画『プロミス・シンデレラ』を、ご紹介させて頂きます。
二階堂ふみさん主演のテレビドラマをチラッとみて、原作漫画があることを知り読みました。ドラマは見れていませんが、マンガ的展開が楽しいです。
1.『プロミス・シンデレラ』の基本情報
著者 | 橘オレコ |
出版社 | 小学館 |
連載雑誌 | 裏サンデー&マンガワン |
掲載期間 | 2018年~ |
巻数 | 既刊13巻 |
橘オレコさんは、2017年デビューの女性漫画家さんです。連載デビューがこの『プロミス・シンデレラ』になります。レオコさんは、お子さんを出産し仕事を辞めてから、気晴らしにならないかと思い、小さい頃に描くのが好きだった漫画を始め、独学で漫画家になったようです。それにしても絵がうまいです。
2.『プロミス・シンデレラ』のあらすじ
高校時代、曲がったことが嫌いな早梅(はやめ)は、いじめられていた正弘を助けたことが縁で、二人は結婚します。しかし、結婚一年足らずで、早梅は夫の不倫を疑い、正弘を問い詰めると、「他に幸せにしたい人がいる…」と、いきなり離婚を切り出され、カバン1つ持って家を飛び出します。
早梅は夜の街で宿泊場所を探している時に、スリに遭って無一文になってしまい、公園で野宿生活をはじめます。野宿三日目、早梅の前に高校生・壱成(いっせい)が現れます。以前、同級生をいじめていたところを早梅に注意され、逆恨みしている壱成は、土下座すれば1万円をくれてやると早梅に迫りますが、早梅は断ります。
野宿七日目・・・。壱成は、見かねて早梅を自宅に連れていきます。
3.性格最悪なイケメン高校生
いきなり夫に不倫されてしまうヒロインは不憫ですが、それ以上に、壱成の性格の悪さが目立つ物語のスタートです。イケメンで金持ちのだが、いじめっ子で、ホームレスを見下している高校生。早梅を自宅に連れ帰っった壱成ですが、さらにムリ難題を早梅に要求します。
(「プロミス・シンデレラ」1巻から引用)
性格最悪と思っていたヤツが、実はいいヤツだったパターンだとわかっていても、ほんとイヤなヤツなんです。ただ、作者の目論見どおり、壱成は徐々にいいヤツに描かれていきます・笑。
4.苦労ばかりの悲惨なヒロイン
ヒロインもスタートから悲惨です。27歳の早梅は、12歳の時に母親が病気で他界。その後、ギャンブル依存症で借金まみれの父に育てられ、学費も払えずに高校中退。やっと掴んだ人なみの結婚生活も、一年足らずで、夫の不倫から離婚。悲惨すぎます。
ただ、常に真っすぐに生きてきた早梅の魅力がこのマンガの魅力です。
5.まとめ
はじめは最悪のスタートで、何だ何だ?と物語が始まります。シンデレラ=早梅ですから、もちろん、王子様も現れますが、恋が発展しそうで、進まないもどかしさが楽しいです。