プロ野球ビジネス漫画『ハートボール』 横浜DeNAベイスターズをモデルとした球団再建の漫画です!

いつもありがとうございます。

マンガ大好きユキチです。

今回は、原秀則さんの漫画『ハートボール』を、ご紹介させて頂きます。

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私、昔から原秀則さんの漫画のファンです。原さんの漫画は、ほぼ、野球漫画と恋愛漫画に分かれます。特に原さんの描く女性が好きです(笑)。

『ハートボール』は野球漫画ですが、スポーツビジネス、球団経営の野球漫画になります。。

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1.『ハートボール』の基本情報

著者 原秀則 脚本:風巻龍平
出版社 小学館
連載雑誌 ビックコミック、ビックコミック増刊号
掲載期間 2013年~2016年
巻数 全2巻

原秀則さんは1980年デビューですから超ベテランの漫画家さんです。私はファンですから、今まで読んだ、原秀則さんの漫画のおすすめベスト10をまとめています。

この『ハートボール』は、2013年にビックコミックに読切で連載されてから、2015~16年に、ビックコミック増刊号で連載されました。2巻分で連載が終了してしまったのですが、決しておもしろくない訳ではなく、簡潔で面白いです。

2.『ハートボール』のあらすじ

菓子業界の老舗㈱ハッピ~製菓に勤める玉田直太朗は、入社10年、営業一筋のサラリーマンです。トップセールスを取ったこともある優秀な営業マンでしたが、飲み会で部長を殴ってしまい、現在は重要な仕事は与えられず飼い殺し状態で、資料作成などの雑用係りとなっています。

直太朗は「やってられるか!」と、部長に辞表をもって行ったところ、部長から先手を打たれ、ハッピ~製菓が買収したプロ野球球団、横浜オーシャンズの営業部に出向を命じられてしまいます。

横浜オーシャンズは、ここ数年Bクラスで観客もまばら、球団事務所も活気がありません。そんな環境で、直太朗は、観客数の増員と売り上げを伸ばすことを命じられます…。

3.風巻龍平は、池田純(元横浜DeNAベイスターズ社長)では?

この漫画ですが、もろ横浜DeNAベイスターズの元社長・池田純さんの球団経営改革をベースにしています。『ハートボール』の脚本を担当した、風巻龍平さんは、実績など、まったく情報がないため、私の想像では、風巻龍平=池田純さんだと思っています。

池田さんは、2011年から5年間球団社長を務め、2011年は売上が約50億円だったのに対して約25億円も赤字、観客動員数も約110万人だったベイスターズを、2016年には、売上を約100憶円にして黒字化を達成、観客動員数も約194万人と大改革をやり遂げた人です。

クラフトビール販売したり、女性をターゲットした取り組みなど、話題になる仕掛けを連発して、球場にお客さんを呼ぶことで結果を出しました。

参考)ベイスターズ再生物語です。

参考)ベイスターズ後の池田さんは、様々なスポーツ界から声がかかり、日本ラグビー協会から請われて、特任理事となり、日本ラグビーの改革に乗り出します。しかし、「彼らは「改革」など望んでいなかった…」と改革に挫折します。リアルな実体験は、現在の日本の縮図のような気がします。

4.原秀則さんの描く女性がいい!

原秀則さんの描く女性は、魅力的な人が多いのですが、この『ハートボール』では、主人公、直太朗の奥さんがいいです。

元気で明るい、釣り雑誌ライターの奥さんは、球団出向になったことを、ぶつぶつ言っている直太朗に対して、「ゴチャゴチャ言っていないで、ごはんのために、とりあえず働きなさい!」と激を飛ばします。キツイ奥さんではなく、直太朗のことわかっていて、「泳いでいないとダメなタイプ・・・マグロ人間」と評価しています。

(「ハートボール」1巻から引用)

実際、作者の原秀則さんも、この奥さんはお気に入りのようです(笑)。

5.まとめ

『ハートボール』は、ビジネスの面からの球団再建だけでなく、球団が強くなるための再建過程も描かれてます。2巻とコンパクトにまとまっており、非常に読みやすく、おもしろい漫画です。後半、にっくき元上司の部長も、球団に出向してくる波乱もあります。

この漫画を面白く感じた方には、池田純さんの本もおすすめします。

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