野球漫画『キャプテン2』 40年ぶりに完コピで続編再開!帰ってきたキャプテン近藤。シリーズ集大成の予感です。

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マンガ大好きユキチです。

今回、ご紹介させて頂く漫画は『キャプテン2』です。ちばあきおさんの名作野球漫画『キャプテン』の続編です。

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1.『キャプテン2』の基本情報

著者 原案:ちばあきお、作画:コージィ城倉
出版社 集英社
連載雑誌 グランドジャンプ
掲載期間 2019年~
巻数 既刊1巻

ちばあきおさんが1972年に月刊少年ジャンプで連載をはじめた『キャプテン』、そのスピンオフとして1973年に週刊少年ジャンプに連載された『プレイボール』が、はじまりの物語です。両作品とも、ちばあきおさんが亡くなり、未完で終わっていました(未完でも名作漫画です)。

そして、最近になって、コージィ城倉さんが、ちばあきおさんの画風を完全コピーして『プレイボール』の続編『プレイボール2』を連載されました。この事件に、驚き喜ぶとともに、なぜ『キャプテン2』じゃないのか?とちょっと疑問に思いました。

しかし、よく考えてみると、コージィさんが描きたかったのは、谷口キャプテンだったんだ、だから『プレイボール2』なんだ、と勝手に納得してしまいました(私も谷口キャプテンのその後が読みたので・笑)。

今回『キャプテン2』は、門家本元の『キャプテン』の続編です。墨谷二中野球部の4代目キャプテン・近藤の物語から始まります。

参考)全てここから始まった!『キャプテン』です。

2.『キャプテン2』のあらすじ

全国制覇したイガラシから、墨谷二中野球部のキャプテンを引き継いだ近藤。歴代のキャプテン達とは違い、猛烈な練習で選手をふるい落とさずに、おおらかに面倒見よく、部員達を引っ張っていきます。春の選抜の準々決勝では、自身のラフプレイで退場してしまい惜敗。しかし、下級生が奮闘してくれ、選手層も厚つさに手ごたえを感じます。

自宅で合宿のスケジュール作成に悩む近藤に、部屋に入ってきた母親は突然「今日から家庭教師をつけるから」と家庭教師、ワセダ大学の2年生・相木を紹介します。相木は元・墨谷高校サッカー部キャプテンでした。そして、指のケガで野球を諦めていた谷口を、サッカー部に誘ったあのキャプテンだったのです。

3.4代目キャプテン・近藤茂一

どうでもいいことなのですが、近藤の名前が茂一(しげかず)だったことを、この『キャプテン2』で初めて知りました。ただ、イガラシと丸井は、まだ名前がもらえていません(笑)。

近藤の父親は、社会人野球でかなり活躍した選手だったそうで、キャプテン業に悩む息子に対して「自分が卒業したあとに、どうようなチームを残すか、それによってキャプテンの価値がはかられる」と息子にアドバイスします。

『キャプテン』から続けて読んでいると「近藤は成長したなぁ…」と感慨深いです。中学生離れした剛速球の持ち主で、自惚れ屋で自己中。無神経で言わなくてもいいことを言っては、丸井を怒らせていたあの近藤君がです。

4.『キャプテン』の集大成となる予感

『キャプテン2』は、キャプテン・シリーズの集大成になる予感がします。前作『プレイボール2』は、そのまま『キャプテン2』に繋がっていますし、読んでのお楽しみですが、あの谷口も登場して、ちばあきおさんが生んだ伝説のキャプテンたちが勢ぞろいします。

かなりあざとい、キャプテンファンの心を揺さぶる展開がたならないです。

5.まとめ

物語はまだ始まったばかりですが、続きが読みたくて、新刊を待てずに、グランンドジャンプを読んでしまっています。

ぜひ『キャプテン』『プレイボール』『プレイボール2』と順番に読んでから、この『キャプテン2』を手に取ってほしいです。

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