一色まこと『ピアノの森』 森に捨てられたピアノで育った少年・カイの成長物語。

いつもありがとうございます。

マンガ大好きユキチです。

今回は、一色まことさんの漫画『ピアノの森』を、ご紹介させて頂きます。

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アニメ化され大ヒットした漫画です。私はアニメで知って、原作漫画を読みました。ビックリ。こんないい漫画だったんだ…。

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1.『ピアノの森』の基本情報

著者 一色まこと
出版社 講談社
連載雑誌 ヤングマガジンアッパーズ → モーニング
掲載期間 1998年~2015年
巻数 全26巻

一色まことさんは、1984年デビューの女性漫画家です。私が読んだことがあるのは『出直しといで!』ぐらいでした。一式さんの作品は、ギャクがメインで短命な作品が多かったきがします(失礼ですね)。

『ピアノの森』を読んだ時に、「読ませる漫画家さんになったんだ…一皮むけたな…」などと、エラソーに思いました(笑)。

2.『ピアノの森』のあらすじ

ある日、5年3組に、東京から雨宮修平が転校してきます。4歳からピアノを習って、目標はピアニストという修平ですが、田舎の小学校のガキ大将から、学校のそばの森の中にある、夜な夜な鳴るという壊れたピアノを、肝試しに弾いてくるように命令されます。

森に行けずにいる修平に、クラスメイトの一之瀬海(カイ)は、ピアノを見に行こう!と一緒に森に入ります。森のピアノに半信半疑だった修平ですが、森の奥にピアノ見つけます。修平はピアノを弾こうとしますが、ピアノは壊れているようで鍵盤が重く、ほとんど音を出すことができません。しかし、カイが弾くと音が出ます。

カイは修平の前でピアノを演奏して見せます。一度もピアノを習ったことがないカイですが、一年前に音楽教師の阿字野が弾いた曲を、一度で聞き覚えて弾いたのです。カイの演奏に、修平は心を奪われてしまいます…。

3.森のピアノはカイのおもちゃでした!

森にあった(捨てられていた)ピアノは、森を遊び場としていたカイが、小さいときからオモチャ代わりに弾いていたピアノでした。しかし、なぜ修平が弾けないかは、読んだ人の楽しみとしておきましょう。

4.修平の成長の物語でもある。

一度聞いただけで曲を記憶して、聞く人を魅了するピアノを弾いてしまうをカイ。しかし、カイがその才能を発揮するには、様々な障害があり…と、カイの青春とピアニストとしての成長が、物語のメインですが、カイの友人・修平の人としての成長も、もう一つの見どころだと思います。

修平は、カイとの才能と自分を比較してしまい、憧れ、妬み、絶望など様々な感情を抱きながら、成長していきます。また、修平の父親も世界的なピアニストなのですが、修平と同じように、わだかまりを抱えながら人間的に描かれています。

この描かれ方は、映画「アマデウス」のモーツァルトと、サリエリの関係を想い出しました。神に愛された才能をもつ音楽家・モーツァルトと、その知人であり、ライバルであり、晩年には彼を殺したと告白したサリエリ。一色まことさんも「アマデウス」の影響を受けているかもしれませんね。

5.まとめ

物語の後半は、実際に5年に一度行われている、ショパン国際ピアノコンクールをモデルとした、ショパン・コンクールが舞台です。出場者の想い、生い立ちも丁寧に描かれていて、誰を応援していいか、わからなくなります。

最後は、感動のフィナーレ。いい終わり方です。

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