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マンガ大好きユキチです。
今回は、歴史漫画『影武者徳川家康』を、ご紹介させて頂きます。
この漫画、言いたいことが、いっぱいあります(笑)。
1.『影武者徳川家康』の基本情報
著者 | 原作:隆慶一郎、作画:原哲夫 |
出版社 | 集英社 |
連載雑誌 | 週刊少年ジャンプ |
掲載期間 | 1994年~1995年 |
巻数 | 全4巻 |
少年ジャンプでは珍しい歴史漫画『花の慶次』に人気が出て、そのあとに続けて連載されたのが、この『影武者徳川家康』です。
『花の慶次』『影武者徳川家康』ともに、隆慶一郎さんの小説を原作として、原哲夫さんの画の漫画でしたが、『影武者徳川家康』は、あまり人気が出なくて中途半端に連載打ち切りとなりました。
私は漫画『花の慶次』で、隆慶一郎さんの小説を知って、ファンになってしまい、隆慶一郎さんの小説を読み漁りました。この漫画『影武者徳川家康』は、小説を先に読んでいたのですが、漫画としても十分面白かったので、中途半端で終わっていることが残念でなりません。
連載が少年ジャンプじゃなかったら、もっと続いていたかもしれませんね。
2.『影武者徳川家康』のあらすじ
慶長五年の関ヶ原。徳川家康は、石田三成の家臣・島左近の配下の武田忍びに暗殺された!家康の死が洩れると士気に影響する。このいくさに敗れては、徳川家による天下統一もない。徳川陣営は苦肉の策として、影武者・世良田二郎三郎を家康に仕立てた。
しかし、この影武者、只者ではなかった。かつて一向一揆で信長を射った「いくさ人」であり、十年の影武者生活で家康の兵法や思考法まで身につけていたのだ…
3.小説『影武者徳川家康』を読むべし!
漫画『影武者徳川家康』は、原作小説の半分ぐらいで終わってしまっています。
関ケ原の闘いのあと、家康(影武者の二郎三郎)と、後の二代将軍・秀忠との権力をめぐる争い、関東忍衆「風魔衆」と、柳生宗矩率いる「柳生忍軍」の暗闘など、まだまだ、読むべき内容は多く、漫画を読んで興味を持った人は、ぜひ、小説『影武者徳川家康』を読んでほしいです。
4.まとめ
隆慶一郎さんの作品は、己の信じるままに生きる主人公が魅力です。
世良田二郎三郎も、もともとは、定住せず、己の才覚だけで世を渡り歩き、誰にも支配されない「道々の者」の出身となっています。
虚実混在のファンタジーですが、自由を愛する男にワクワクしたい人におすすめです。