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マンガ大好きユキチです。
今回は、子供達のサバイバル、脱出漫画『約束のネバーランド』を、ご紹介させて頂きます。
サバイバルや脱出がテーマの物語は、昔から、映画、小説で人気のジャンルです。しかし、脱出ものの漫画というと、そう多くはないです。今回も、読む面白さを損なわないよう、極小ネタバレで、まとめてみます。
1.『約束のネバーランド』の基本情報
著者 | 原作:白井カイウ 作画:出水ぽすか |
出版社 | 集英社 |
連載雑誌 | 週刊少年ジャンプ |
掲載期間 | 2016年~2020年 |
巻数 | 全20巻 |
原作者の白井カイウさんは、普通の会社員を辞めて漫画家を目指し、漫画の投稿を始めてから、ネームにして約300ページ(15話分ぐらい)の大作を作成、それを集英社の編集部に持ち込んで、作画を出水さんとして、この『約束のネバーランド』が誕生したようです。
出水さんの絵は、やわらかく繊細でうまいですね。この絵だからこそ、内容はかなり残酷な物語が、少年ジャンプに連載され、人気作になった理由の一つでもあると思います。
2.『約束のネバーランド』のあらすじ
孤児院”グレイス=フィールドハウス”。子供達は、赤ん坊のころに、この施設に引き取られて、施設を”家”、他の子供達を”兄弟”、シスター・イザベラを”ママ”として、何不自由なく、幸せに楽しく暮らしています。
子供達は、毎日、学校に行く代わりにテストを受けて育ち、6歳から12歳までの間に、里親を手配され、この施設を巣立っていきます。
広大の施設の森で、自由に遊びまわる子供達。しかし、外に通じる”門”と、森の”柵”の向こう側の2か所だけは、”近づいてはいけない”と、教わり育ちます。
(「約束のネバーランド」1巻から引用)
里親が見つかり、外の世界に出ることになったコニーが、大切にしていた人形を部屋に忘れていることに気がついた、エマとノーマンは、コニーに人形を届けるために、禁じられた門の近くに停めてあったトラックの荷台を覗いてしまいます。
そこで2人は、見てはいけないものを見てしまったのでした…。
3.『約束のネバーランド』の面白さ
この漫画は、幸せに暮らしている(絵がうまいため余計にそう見える)子供達が、知ってしまった施設の真実が、読む人の想像を超えた内容のため、読み始めからすぐに物語に引き込まれます。
「そんな展開・・・あり?」と思った人は、続きを読まずには、いられないです。
また、サバイバル、脱出漫画と書いてしまったので書きますが、真実を知った子供達が、何とか、施設を脱出しようと知恵を絞ります。子供達の脱出の執念と、施設を出さないとする敵との知恵比べもこの漫画の面白さです。
4.まとめ
この『約束のネバーランド』が、少年ジャンプに連載されていることは知っていたのですが、きれいすぎる絵を敬遠して、内容を知らずに、最近まで読んでいませんでした。
ネバーランド=NEVER LANDは、ピーターパンでは、決して存在しない島、子供達の心の中にある島として描かれています。困難を乗り越え、子供達が向かう先は、幻のネバーランドなのでしょうか?隠された真実以上の展開に、わくわくして続きが読みたくなる漫画です。