王道バトル漫画『幽☆遊☆白書』 人間界・霊界・魔界の腕自慢が大暴れ。冨樫義博さんの才能爆発する名作です!

いつもありがとうございます。

マンガ大好きユキチです。

今回は冨樫義博さんの漫画『幽☆遊☆白書』です。この☆マークを、タイトルに入れた方がいいのか、黒星★にした方がいいのかでちょっと悩みました(笑)。
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画の完成度、キャラ立ち、バトルシーン、今でもまったく古さは感じません。また、改めて読むと『HUNTER×HUNTER』のネタ元も多く、違った意味でも楽しめます。

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1.『幽☆遊☆白書』の基本情報

著者 冨樫義博
出版社 集英社
連載雑誌 週刊少年ジャンプ
掲載期間 1990年~1994年
巻数 全19巻

冨樫義博(とがしよしひろ)は、1987年のデビューです。週刊少年ジャンプに1998年から連載している『HUNTER×HUNTER』は、多くの休載を繰り返しながら現在も続いている超有名漫画です(笑)。現在11回目の休載中です…。

2.『幽☆遊☆白書』あらすじ

中学2年の浦飯幽助(うらめしゆうすけ)は、町で有名な不良少年ですが、道路に飛び出し車に轢かれそうになった子供を助け、自分が車に撥ねられて死んでしまいます。幽霊になった幽助は、霊界案内人のぼたんから、幽助の死は霊界にとって予想外の出来事であり、試練を受ければ、生き返ることも可能と教えられ、幽助は試練を受けることになります。

3.『幽☆遊☆白書』の4つの物語

『幽☆遊☆白書』は、いくつかの章に分かれるのですが、大きく分けると4つの物語になります。それぞれ簡単に説明してみます。

1.霊界探偵編(3巻~6巻)

生き返った幽助ですが、霊界から新たな使命で霊界探偵となり、霊界犯罪人や妖怪が起こす事件を解決していくことになります。ここから徐々に『幽☆遊☆白書』が面白くなっていきます。また、霊界の秘宝を盗み出した盗賊、後に仲間となる、蔵馬(くらま)と飛影(ひえい)と出会います。バトルの見どころは、迷宮城に住む四聖獣との闘いです。

2.暗黒武術会編(6巻~13巻)

闇世界のビッグイベント、妖怪たちの死闘・暗黒武術会にゲスト(断れない)として参加させられた、幽助達の死闘となります。トーナメント形式による5人対5人のバトル大会。『幽☆遊☆白書』の面白さはこの暗黒武術会がピークです。敵キャラとして登場した戸愚呂兄弟(とぐろきょうだい)の戸愚呂弟がいいです。幽助の師匠・玄海との過去の因縁など見どころ満載です。

3.魔界の扉編(13巻~17巻)

蟲寄市近辺で特殊な能力を持つ人間が現れ、街に漂う不穏な気配の調査に、幽助は蟲寄市に向かいます。原因は、幽助の前の二代目・霊界探偵だった仙水忍(せんすいしのぶ)が、人間界と魔界をつなぐ穴を開け、そこから漏れてくる妖気が原因でした。仙水は穴を広げ、魔界から凶悪な妖怪を人間界に侵入させ人間を滅ぼそうとします。

力自慢ではない特殊能力バトルは、後に『HUNTER×HUNTER』に出てくる特殊能力「念」に繋がっていったと思います。この頃は斬新でした。

4.魔界編(17巻~19巻)

仙水との戦いで、自分に魔族の血が流れていることを知った幽助は魔界に向かいます。魔界は三大妖怪、雷禅(らいぜん)、軀(むくろ)、黄泉( よみ)の三人の対立で均衡が取れていましたが、雷禅の死期が近く、全面戦争に突入する恐れがありました。雷禅の死後、幽助は、軀と黄泉に、魔界の王を決めるケンカ・トーナメントを提案、魔界中から腕に覚えがある者何千人が参加するトーナメントが開幕します。

バトル漫画は、暗黒武術会で描き切った感があって、見たいキャラ同士のバトルは見れません。冨樫さんは、大団円を迎える前の前夜祭的な感じで描いていたのでしょう。

4.主人公より人気のキャラ

『幽☆遊☆白書』は連載中、少年ジャンプ誌上でキャラクターの人気投票を2回やっています。その2回とも1位は、主役の幽助ではなく飛影です。飛影がなぜ人気があるのか、それは読んだ人のお楽しみですが、そのキャラクターは『HUNTER×HUNTER』に出てくるキルアに生かされています。

参考)飛影です。

(「幽☆遊☆白書」18巻から引用)

5.まとめ

幽助達と闘う妖怪達は、単純に悪として描かれていないところもこの漫画の特色です。バトル漫画好きに、暗黒武術会編は、読んでほしいです。

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