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マンガ大好きユキチです。
今回は、異世界転生漫画『ライドンキング』を、ご紹介させて頂きます。
ここ数年、漫画界の一大勢力となっている”異世界モノ”の漫画。どの作品も似たり寄ったりの稚拙な展開で私はあまり読んでいないジャンルです(明らかに読まず嫌いですが)。作者・馬場康誌さんからこの漫画に辿りついたのですが、読んでみると「なんだこれ!」となる面白さです。
1.『ライドンキング』の基本情報
著者 | 馬場康誌 |
出版社 | 講談社 |
連載雑誌 | 月刊少年シリウス |
掲載期間 | 2018年~ |
巻数 | 既刊6巻 |
馬場康誌(ばばやすし)さんと言えば、『空手小公子 小日向海流』が代表作です。そんな馬場さんが異世界転生モノの漫画を描いていたのは驚きました。連載順は『小日向海流』のあと『空手小公子物語』と格闘漫画が続き、その後『ゴロセウム』、その次が『ライドンキング』となります。
『ゴロセウム』はまだ試し読みしかできていないですが、だいぶ『ライドンキング』に繋がるキャラが登場していました。ただどの作品にも共通することは、馬場さんは筋肉マッチョを描くのが好きなんだな…ということです(笑)。
参考)『空手小公子 小日向海流』です。
2.『ライドンキング』のあらすじ
中央アジアのプルジア共和国を15年前に独立に導いた強きリーダー、終身大統領・アレクサンドル・プルチノフ。あらゆる武道、格闘術を知り尽くす達人でもあり、“乗りこなす”ことが何よりも好きで、生き物、機械、国家と、乗れるものには全て乗ってしまい、常に自身の”騎乗欲”を満たせるものを探しています。
ある日の公務中、突進してくるテロリストの大型トラックを背負い投げで投げ飛ばしたプルチノフでしたが、そのトラックが、プルチノフを模した巨大石像の台座に激突、石像の頭部がプルチノフの頭上に落下します。
洞窟で目をさましたプルチノフは、扉を開けて洞窟から外に出ると、プルチノフが目にしたのは、空を飛ぶ竜が、少女2人を襲っている光景でした。映画の撮影なのか?と混乱しているプルチノフのもとに逃げてくる2人。竜はプルチノフに襲い掛かります。
3.主人公は、武道の達人のおっさん
主人公は、突然、異世界に行ってしまったプルチノフですが、そのキャラがこの漫画の面白さです。異世界に行ったから強いのではなく、もともと武道の達人で最強なプルチノフ、異世界では、初めてみる怪獣、妖獣に出会い、乗りこなし”騎乗欲”を満たし生き生きしてきます。
また、強面の外見とは違い、紳士的な正義感でもあり、持ち前のリーダーシップで、いつの間にか、プルチノフのまわりには、異世界の住人達(妖精、亜人、獣人など)が、集まってきます。
4.まとめ
そんにうまくいく訳ない!とか、その設定はおかしい!とか、些末なことに気にしないで、肩の力を抜いて、楽しめる漫画です。
異世界モノ、面白いじゃん(笑)