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マンガ大好きユキチです。
今回は、グレート・ティーチャー・オニヅカ、伝説の教師漫画『GTO』を、ご紹介させて頂きます。
説明するまでもないくらい反町隆史主演のテレビドラマは大ヒットしましたが、しかし、そのドラマも1998年の放送ですから20年以上も前の話です(ちなみに、反町隆史はこのドラマの共演がきっかけで松嶋菜々子と結婚しています)。
その後、2014年にはEXILEのAKIRA主演で、リメイクされたドラマ『GTO』が放送されています。若い人には、AKIRAの鬼塚の方がピンとくるのかもしれません。
根強い人気の『GTO』、今回、改めて読み返してみましたが、やっぱ、鬼塚英吉はサイコーです!
1.『GTO』の基本情報
著者 | 藤沢とおる |
出版社 | 講談社 |
連載雑誌 | 週刊少年マガジン |
掲載期間 | 1997年~2002年 |
巻数 | 全25巻 |
藤沢とおるさんは1987年の漫画家デビューです。『湘南純愛組!』の続編がこの『GTO』となります。続編と言っても、まったく別の物語として楽しめます。
現在、ヤングマガジンで、『GTO』の続編、『GTO パラダイス・ロスト』が連載されていますが、息の長い作品ですね。
2.『GTO』のあらすじ
湘南最強の不良「鬼爆」の鬼塚英吉は、相棒、弾間龍二とともに高校を中退。グレートな男を目指して、東京に上京します。
(「GTO」1巻から引用)
英吉は、大検(替え玉受験)により大学資格をとり、優羅志亜(ユーラシア)大学に入学。4年生になって就職活動を行いますが、五流大学の金髪姿の反抗的態度で面接全滅、就職先はありません。
社会の現実を突きつけられて、グレートな男になることに挫けそうになったときに、不純な動機で、教師を目指すことにします。
3.鬼塚英吉の高校時代が『湘南純愛組!』
「鬼爆」の相棒、弾間龍二は、上京したあと、バイクショップの雇われ店長をしています。
高校時代、鬼塚英吉は通称「鬼の英吉」、弾間龍二は「爆弾龍二」と呼ばれ、二人で「鬼爆」と呼ばれて、不良達と乱闘を繰り返してきました。その二人の活躍?を描いたのが『湘南純愛組!』となります。
そんな『GTO』の原点となる『湘南純愛組!』がドラマ化され、Amazon Prime Video で放送されています。まだ見ていないのですが、楽しみであり、不安でもあります。
4.『GTO』のおもしろさ
『GTO』の面白さは、何といっても、グレート ティーチャー鬼塚です。喧嘩、体力は最強、破天荒で型破り、スケベだけど未だ童貞です。
不純な動機で教師を目指し、女子高生との妄想を抱いて、教育実習に行った先の教室は、時代錯誤のヤンキー達の集まるクラスでした(笑)。
(「GTO」1巻から引用)
しかし、こんな生徒達も、結局、力技で従わせてしまいます(笑)。
英吉は、自分が不良高校生として、先生や大人達からクズのように扱われていたこともあり、生徒に対しては、対等の目線で付き合います。そして、大人から押し付けられる常識には従いません。
また『GTO』は、ギャグ漫画と言えるほどの笑いも随所に散りばめられており、この部分は、うまくドラマでは表現できない笑いが多く、漫画独特の楽しさがあります。
5.まとめ
元・不良というか、現役の不良先生として、英吉が、様々な問題を抱える生徒に対して、体当たりでぶつかり、壁をブチ抜いていきます。
笑いあり、時々ホロッとされる場面もあり、読むとスッキリ気持ちよくなる漫画です。