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マンガ大好きユキチです。
今回は、高橋留美子さんの名作ラブコメの感動漫画『めぞん一刻』を、ご紹介させて頂きます。
漫画を読む人には必ず読んでもらいたい、おすすめの名作漫画です。今でも数年に一度、細部を忘れた頃に読み直して、泣き笑いしています。
1.『めぞん一刻』の基本情報
著者 | 高橋留美子 |
出版社 | 小学館 |
連載雑誌 | ビックコミックスピリッツ |
掲載期間 | 1980年~1987年 |
巻数 | 全15巻 |
1987年デビューの高橋留美子さんは、ヒット漫画を出し続けている天才漫画家です。アニメ化、映像がされた作品は数多く、今でも「週刊少年サンデー」に『MAO』を連載中です。
初連載作で代表作でもある『うる星やつら』の連載が、1978年~1987年ですから、『めぞん一刻』と『うる星やつら』のヒット2作を、同時並行で連載していたことになります。
『めぞん一刻』は、アニメも好きで見ていましたが、原作との大きな違いは、斉藤由貴さんが歌う「悲しみよこんにちは」が印象深くて、いい歌だったことでしょうか(笑)。
2.『めぞん一刻』のあらすじ
木造ボロアパート「一刻館」に住む浪人生の五代裕作(ごだいゆうさく)は、毎日のように宴会騒ぎをする隣人たちに耐え切れず「勉強ができない!」と、一刻館を出て行こうとします。そこへ、音無響子(おとなしきょうこ)と名乗る綺麗な女性が現れ、「今日から新しい管理人になります。」と挨拶をします。
響子に一目惚れをしてしまった裕作は、即座に一刻館を出て行くのを取り止めます。クセ者ぞろいの一刻館の住人達のドタバタ劇と、裕作の恋の物語が始まります。
3.一刻館のクセのある住民達
『めぞん一刻』について高橋留美子さんは、はじめは恋愛漫画ではなく、『うる星やつら』のようなドタバタ劇にするつもりだったと言ってます。その舞台となる一刻館の住民は個性的なクセ者ぞろいです。しかも、部屋番号と苗字を一致させる遊び心も楽しいです。
1号室:一の瀬 花枝・・・酒好き、宴会好きの豪快な奥様。息子と影の薄い旦那あり
2号室:二階堂 望・・・物語の後半に入居。大学生。
3号室:空き部屋
4号室:四谷(名前は不明)・・・仕事は何をしているのか謎の人物
5号室:五代 裕作・・・浪人生
6号室:六本木 朱美・・・酒好き。一刻館ではいつも下着姿に近い恰好をしている。
4.恋のライバル・三鷹瞬
ラブコメ漫画ですから、恋のライバルは必須ですね。一の瀬さんや響子が通うテニスクラブのコーチ・三鷹も響子に魅かれ、裕作の恋のライバルとなります。二枚目でスポーツマン、資産家の息子で性格も良く、社交的ないい男です。裕作が勝てるのは、若さとあるかわからない可能性だけです。
参考)三鷹 瞬
5.裕作にも彼女ができる!
優柔不断で頼りがいがない裕作にも彼女ができます。酒屋のバイト仲間のこずえです。裕作を好いて、積極的にアプローチ。優柔不断な裕作は響子が好きなのに、こずえのペースで彼氏のような存在になっていきます。
参考)七尾 こずえ
6.まとめ
天然で恋ににぶい響子に、裕作の思いはなかなか届かないですが、それ以上に、響子には他に思いを寄せる男性の存在が見えてきます。
裕作の想いは響子に届くのか?すれ違いや勘違い、くっつきそうで、くっつかない。ヤキモキしながらも2人を応援してしまう名作漫画です。笑って、泣いて、感動したい人におすすめです!