駅伝漫画『奈緒子』 走ることの楽しさ、思いをつなぐ駅伝を堪能できる名作です。三角関係の恋もあり!

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マンガ大好きユキチです。

今回は、陸上、駅伝漫画『奈緒子』を、ご紹介させて頂きます。

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漫画のタイトル『奈緒子』は、準主役のヒロイン・奈緒子のことで、奈緒子が、主人公の壱岐雄介を回想していく感じで物語が進みます。

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1.『奈緒子』の基本情報

著者 原作:坂田信弘、作画:中原裕
出版社 小学館
連載雑誌 ビックコミックスピリッツ
掲載期間 1994年~2003年
巻数 全39巻(「奈緒子」が33巻、「奈緒子 新たなる疾風」が6巻)

原作者、坂田信弘さんは、ゴルフ漫画の原作が多い方ですが、それもそのはず、プロゴルファーで、ゴルフの指導者としても有名な人です。

作画の中原裕さんは、中澤秀樹さん、田島裕之さん2人のコンビ漫画家のペンネームです。私は今まで、コンビだとは知りませんでした。藤子不二雄さん、ゆでたまごさんが、コンビ漫画家としては有名ですね。

2.『奈緒子』のあらすじ

物語の舞台は長崎県波切島。壱岐健介は韋駄天といわれた天才ランナーでしたが、貧しい家庭のため、中学卒業後に漁師をして家計を支え、現在も漁師として家庭を持ちながら、波切島高校陸上部の監督もしています。

健介の息子の長男・大介は秀才、次男・雄介は、健介の才能を受け継ぎ、走るのが好きな男の子です。

大介、雄介の小学校の運動会の当日、喘息の療養のために家族と波切島を訪れていた奈緒子は、健介の漁船に乗って磯釣りに海へ出ます。しかし、海に落ちた奈緒子を助けた健介は、波にのまれて亡くなってしまいます。

雄介は、父に言われた最後の言葉「日本一のマラソンランナーになれ!」を胸に、”日本海の疾風(かぜ)”言われる子供に成長していきます。

3.『奈緒子』は、駅伝漫画

物語の主人公は壱岐雄介(いきゆうすけ)です。雄介の小学時代から高校生まで姿が『奈津子』に描かれています。とんでもなく足の早い小学生なのですが、話のメインは中学駅伝と高校駅伝です。

単に、雄介の足の速さを描くだけではなく、不器用な雄介と、襷(たすき)をつなぐ、メンバーや、厳しくも暖かく支えてくれる大人との人間模様が暖かいです。

4.『奈緒子 新たなる疾風』は、マラソン漫画

『奈緒子』は、雄介の小学校から高校1年まで、タイトルを変えて『奈緒子 新たなる疾風』は、高校2年からのマラソンへ挑戦する雄介の姿が描かれています。

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5.不安な三角関係の行方

奈緒子は、自分のせいで健介を死なせてしまい、雄介につらい思いをさせて、許してほしい…と悩み続けると同時に、健気に走る雄介に心引かれていきます。しかし、実は、雄介の兄、健介は奈緒子に片思いしているのでした。

雄介も幼い頃は、奈緒子に敵意を抱き、厳しい言葉を浴びせたりしていたのですが、成長とともに、奈緒子にたいする敵意も薄れていきます。

雄介が奈緒子に惹かれてしまった時に、弟思い、兄思いの仲のいい兄弟と奈緒子がどうなってしまうのか? 漫画の後半は『タッチ』並みのハラハラドキドキの三角関係に、先を知りたくないと思いながらも読み進めてしまいます(笑)。

5.まとめ

日本海の疾風・雄介の足の速さが、年齢的には現実離れしていることはあるのですが、そんなことは、ほとんど気になりません。優しい人達の思いを糧に走る雄介、奈緒子が惚れるのがわかります(笑)。

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