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マンガ大好きユキチです。
今回は、猿渡哲也さんの格闘漫画『TOUGH 龍を継ぐ男』を、ご紹介させて頂きます。
1.『TOUGH 龍を継ぐ男』の基本情報
著者 | 猿渡哲也 |
出版社 | 集英社 |
連載雑誌 | 週刊プレイボーイ |
掲載期間 | 2016年~ |
巻数 | 既刊21巻 |
猿渡哲也さんは1981年デビューのベテラン漫画家さんです。作風は一貫してアクション漫画ですが、最近は浪花節が入ってます(笑)。
『TOUGH 龍を継ぐ男』は、1993~2012年と20年近く、週刊ヤングジャンプに連載された、『高校鉄拳伝タフ』の続編『TOUGH』の、さらに続編となります。
最強の実戦古武術「灘神影流」の後継者、キー坊こと宮沢喜一が、修行をしながら、柔道、空手、ボクシングなど、さまざまな格闘技の強敵と闘って育っていく物語です。ただし、格闘漫画にありがちな、次々と最強な敵キャラが登場してきて、とても人間技ではないなぁ…と、読んでいて共感できなくなっていくギリギリで連載が終わって、ホッとしたもの確かでした。
『TOUGH』連載終了から4年後、「週刊プレイボーイ」で、不安と期待のキー坊の続編が始まっておりました。
2.『TOUGH 龍を継ぐ男』のあらすじ
名門長岡家の次男、18歳の龍星は、母の死をきっかけに、義父への不満を爆発させて家を飛び出します。そして、母が死の際に語った本当の父親、”修羅の漢”を探し始めた龍星は、自分の父親が、伝説の格闘家、鬼龍だと知ります。
龍星は、鬼龍の双子の弟である灘神影流継承者・宮沢静虎と出会い、その人間性に惹かれ弟子入りして、灘神影流を修行していきます。
その頃、キー坊は、鬼龍のような情け容赦のない男に変貌していたのでした!?
3.龍(鬼龍)を継ぐ男は誰だ?
『TOUGH 龍を継ぐ男』は、漫画のタイトルのとおり、鬼龍を継ぐ男を決めていく物語です。静虎に弟子入りした龍星以外にも、鬼龍のDNAを継ぐ男達が現れ、闘っていきます。
そもそも鬼龍がどうなったのか? また、人が変わってしまったキー坊はどうなってしまったのか? 物語を読み進めるうちに謎が解けてきます。
4.まとめ
誰が一番強いのか?単純明快な最強トーナメント的格闘漫画から脱したのか? それは読む人の判断ですが、あたらめて『TOUGH 龍を継ぐ男』を読みはじめてみると、自分が「誰が強いのか?」の格闘漫画を待っていたのがわかりました(笑)。
しかしそんなことより、「どうしたんだ、キー坊!」と、キー坊の豹変の謎が知りたくて、続きを読みたくなる漫画です。