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マンガ大好きユキチです。
今回は原秀則さんの恋愛漫画『しょうもない僕らの恋愛論』を、ご紹介させて頂きます。
またこの展開か…と思いながらも、読んでしまう原秀則さんの恋愛漫画です。『冬物語』から30年…ほとんど進化していないところが好きです(笑)。私も進化してないですね。
1.『しょうもない僕らの恋愛論』の基本情報
著者 | 原秀則 |
出版社 | 小学館 |
連載雑誌 | ビックコミック |
掲載期間 | 2019年~ |
巻数 | 既刊6巻 |
原秀則さんは、1980年デビューですから、40年間も継続して読まれている漫画家さんです。すごいですね。私は年代的に『冬物語』が好きです。
原さんがもっとも得意とするキャラクターは、誰にでも優しい、煮え切らない、優柔不断な男です。この『しょうもない僕らの恋愛論』の主人公も、そんなキャラです(笑)
明らかに、原さんの絵柄も展開も昭和テイストですが、昭和の私は安心して読んでます。
参考)私ぐらいかも?『原秀則のおすすめ漫画ランキング・ベスト10』です。
2.『しょうもない僕らの恋愛論』のあらすじ
デザイン事務所で働く筒見拓郎(つつみたくろう)に、ある日、大学時代の忘れられない思い出の女性、谷村安奈(たにむらあんな)からフェイスブックの友達申請が届きます。「なぜ、今頃…」と、拓郎は二十年前の甘く切ない日々を思い出します。
しかし翌朝、拓郎のもとに安奈の死の知らせが届きます。「昨日、友達申請が来たのに…」動揺を隠せない拓郎でしたが、安奈の葬儀場で1人の女子高生に声をかけられます。彼女の名は谷村くるみ。谷村安奈の娘でした。
それから三ヶ月、拓郎の部屋に谷村くるみが訪ねてきます。母親の遺品整理をしている時に、「筒見拓郎」と書かれた、カセットテープが出てきたとのこと。学生時代、拓郎は、楽しそうにピアノを弾いている安奈に声をかけ、一緒にバンドを組んでいたのでした…。
3.優柔不断なのにモテる主人公。デジャブか?(笑)
主な登場人物は4人です。漫画を読む楽しさを損わないようにさらっと説明します。
筒見拓郎
40代前半。独身。デザイン会社に勤めているが、自分のデザインよりも、会社からは新人育成を期待されており、デザイナーとしての身の振り方に悩んでいる。
谷村くるみ
谷村安奈の娘。高校生。喫茶店を営む祖母と二人で暮らしている。母親が思いを寄せていたかもしれない拓郎に興味あり。実は、ファイスブックの友達申請は、くるみでした。
森田絵里
拓郎の高校の同級生。独身。大手スーパー・リオンの課長。拓郎の飲み友達?
小椋悠
くるみの同級生の高校生。成績優秀。くるみに思いを寄せている。
4.まとめ
登場人物を紹介してしまって恋愛漫画とくれば、ある程度展開は読めてしまいますね(笑)。それでも、楽しいのが原秀則さんの恋愛漫画です。
読者は、登場人物の誰かに肩入れして、応援したくなると思います。私も、お気に入りの娘が幸せになってくれればいいなぁと思いました。「拓郎、わきまえろよ!」