いつもありがとうございます。
マンガ大好きユキチです。
今回は、ヤンキー漫画です。男子は、どうしてもこの分野が好きなんですよね。
ただし、今回は、ただのヤンキー漫画ではなく、「ヤンキー」+「タイムトラベル」漫画、和久井健さんの『東京卍リベンジャーズ』を、ご紹介させて頂きます。
1.『東京卍リベンジャーズ』の基本情報
著者 | 和久井健 |
出版社 | 講談社 |
連載雑誌 | 週刊少年マガジン |
掲載期間 | 2017年~ |
巻数 | 既刊24巻 |
2017年に連載されて、すぐにヒットした人気漫画です。しかし、ずーとアニメ化、実写化はされていない作品でしたが、ついに、2021年4月にアニメ化されました。アニメ化決定時の特報PVが公開されていましたので貼っておきます。
実写映画もコロナの影響で延期になっておりましたが、同じく2021年7月に公開されました。和久井さんにとっては、『新宿スワン』に続く、ヒット作となっています。
参考)『新宿スワン』です。
2.『東京卍リベンジャーズ』のあらすじ
元ヤンキーで26歳のフリーター、花垣武道(はながきたけみち)は、レンタルDVD店でアルバイトをしていますが、6歳下の店長からは、バカ扱いされているパッとしない青年です。
ある日の休日、ボロアパートの万年床に寝転びながら見たテレビのニュースで、中学時代に付き合っていた人生唯一の彼女・橘日向(たちばなひなた)が、暴力団”東京卍会”の抗争に巻き込まれ、死んだことを知ります。
「オレの人生、どこで間違えたのか…」武道は、地下鉄のホームで、ぼーと立っているところ、突然、背中を押され線路に転落、電車が迫り来る瞬間に、中学2年のときの彼女・橘日向を思い出します。電車がぶつかる瞬間、武道は、中学生時代にタイムリープしてしまいます。
3.過去に戻ってヤンキーをやり直す
「タイムリープ」は、自身の能力を使って時間移動する場合に使われる言葉です。思わぬ能力を持ってしまった主人・武道が、中学時代に戻って、いろいろなことから逃げてきた人生のやり直しに、奮闘する物語です。
あまり細かくなると、ネタバレになってしまいますので書きませんが、「タイムリープ」は、自分で時間移動することができますので、何度も「タイムリープ」を繰り返すことも可能です。その結果どうなるのか? そこがこの漫画の面白さの一つです。
4.タイムパラドックスは無視しよう(笑)
タイムトラベルの物語を細かく突っ込んでいくと、問題になってくるのが、タイムパラドックスです。「タイムパラドックス」は、直訳すると「時間の逆説」。わかりやすく言うと、時間の矛盾です。
今回の『東京卍リベンジャーズ』では、タイムリープして、過去の自分をやり直すのですが、そもそも、そうなると、未来で、地下鉄の線路に転落する事故(事件?)も起きなくなってしまうということも考えられ、そうなると、タイムリープも無くなり・・・と、考え出すと、物語がぜんぜん面白くなくなるので、タイムトラベルすげえ!と、楽しいところ取りが楽しいです。
5.まとめ
ヤンキー漫画ですので、友情とケンカは当たり前ですね(笑)。ちょっと違うのは、アイツ今何してる?ではありませんが、過去の友情が、現在どうなっているのかが描かれているところです。主人公・武道は、元恋人を救うため「タイムリープ」したのですが、友情も取り戻すために、体を張っていくことにもなります。
タイムトラベル系の漫画が好きな方にお勧めです。