浪人生の恋愛漫画・原秀則『冬物語』 優柔不断な青年の受験と恋の物語。

いつもありがとうございます。

マンガ大好きユキチです。

今回は、原秀則さんの恋愛漫画『冬物語』を、ご紹介させて頂きます。

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この『冬物語』ですが、主人公にイライラ、ヤキモキしながら、「何でそうするかな・・・」などと、ストレスが溜まる部分が多いのです(笑)。しかし、最後は「何だかんだ言ったけど、おもしろかったな…」となる漫画です。

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1.『冬物語』の基本情報

著者 原秀則
出版社 小学館
連載雑誌 ヤングサンデー
掲載期間 1987年~1990年
巻数 全7巻

原秀則さんは、Mr.サンデーと呼びたくなるほど、少年サンデー、ヤングサンデーでの連載がメインです。そして、得意な分野は、恋愛と野球漫画です。その分野を交互に連載していると言ってもいいかもしれません(笑)。

原秀則オフィシャルブログも、ゆる~い内容です(笑)。

原秀則オフィシャルブログ「そぉ~っとブログ始めました。」by Ameba
原秀則さんのブログです。最近の記事は「ドラフト会議(画像あり)」です。

2.『冬物語』のあらすじ

日東駒専4大学の受験に失敗し、滑り止めと思っていた八千代商科大学さえ落ちてしまった森川光。一緒に合格発表を見にいった彼女は「友達と用事があったんだ!・・・」と言って、去っていってしまいます。

※日東駒専=日大、東洋大、駒沢大、専修大学の中堅大学

浪人生となった光は、渋々と東京代々木の予備校に入学手続きに行きます。予備校の受付で、かわいい女性(雨宮しおり)を見かけた光は、その娘に続いて、窓口で受け付けをするのですが、その窓口は、東大専科コースでした。

つられて東大コースに入ってしまった光、さてどうなりますか・・・。

3.主人公のダメさに感情移入

主人公は、かわいい雨宮しおりに惹かれて、東大コースに入ってしまった浪人生の光です。滑り止めの八千代商科大学さえも落ちてしまった光の学力が、予備校で奇跡のようにアップするはずもなく、勉強もそっちのけで、しおりのことが気になってしまいます。

参考)雨宮しおり
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そんな現実逃避の光の一浪のすえの受験結果は、作者・原秀則さんは、しっかりリアルで厳しい現実を描いてくれています。

優柔不断でウジウジして、しおりに惚れ、勉強に身が入らない光。しかし、そんな光を、気になる女性(倉橋奈緒子)が出てくるからこれまた不思議です。(漫画だからですが…笑)

参考)倉橋奈緒子
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光のダメさ加減に、何度もイライラ、ヤキモキしながらも、なぜか、そんな光に感情移入して、光、しおり、奈緒子の三角関係や、3人の受験、進路がどうなっていくのかが楽しめます。

4.まとめ

予備校を舞台とした浪人生の恋愛漫画は、おそらくこの『冬物語』だけだと思います。若い頃に読んで、最近読み直してみたのですが、変わらずに、イライラしました(笑)。また、改めて、奈緒子派だったことに気が付きました。(いい娘なんです!)

全7巻でちょうどいい長さで、イライラしながらも、いい感じで物語は完結してます。特にダメな男好きの人におすすめの漫画です。

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