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マンガ大好きユキチです。
今回は、王道の冒険ファンタジー漫画『蒼穹のアリアドネ』を、ご紹介させて頂きます。ちなみに、「蒼穹(そうきゅう)」とは、青く晴れ渡った大空を意味する言葉です。
1.『蒼穹のアリアドネ』の基本情報
著者 | 八木教広 |
出版社 | 小学館 |
連載雑誌 | 週刊少年サンデー |
掲載期間 | 2018年~ |
巻数 | 既刊13巻 |
1993年にギャク漫画『エンジェル伝説』で連載デビューした八木教広(やぎのりひろ)さんが、2作目は一転して、シリアスなダークファンタジー『CLAYMORE』、そして3作目に連載したのが、ギャクと冒険ファンアジーをうまくミックスさせた、この『蒼穹のアリアドネ』となります。
ちなみに、アリナドネはギリシア神話の女神です。物語にはあまり関係はありません。
参考)『CLAYMORE(クレイモア)』です。
2.『蒼穹のアリアドネ』のあらすじ
天空に浮かんでいると言われている幻の飛行都市に憧れるラシル(14才)は、双子の妹とおじいさんと山の中で暮らしています。ある日ラシルは、鋼鉄製の重いブーツを履いていないと体が浮かび上がってしまう少女レアナ(15才)と出会います。しかし、レアナは追ってきた機械兵の集団に襲われ、ラシルが助けます。
実は、レアナは、飛行都市アリアドネ皇国の皇女であり、半年後に会ったこともない大国の王族と政略結婚をさせられることになっており、その前にレアナは、見たことがない世界を見ておきたいと、アリアドネから抜け出してきたのでした。
機械兵団を破壊したラシルの上、上空に飛行都市アリアドネ皇国が姿を現します。さらに強力な機械兵や追手から逃れ、ラシルはレアナは、未知なるものを求めて旅に出ます。
3.『蒼穹のアリアドネ』の見どころ
『蒼穹のアリアドネ』の見どころは、いくつかかりますが、代表的なものを最小のネタバレであげてみます。
①天空の国
天空に浮かぶ飛行都市と言えば「天空の城ラピュタ」ですね。この設定だけでワクワクします。アリアドネ皇国は科学技術の進んだ機械都市ですが、飛行都市としては小国のようです。と言うことは、他に幾つも飛行都市があるということですね。
②過去の大戦の傷跡
過去にかなり大きな大戦があり、その傷跡が大きく残っている世界です。ラシルもこの大戦で生み出された人間兵器で、体から光子エネルギー発するように改造されています。大戦後は人間兵器は破壊されることになっており、ラシルはおじいさんに助かられ、人目のつかない山の中で暮らしていたのでした。
③人間以外の12の種族
『蒼穹のアリアドネ』では、人間以外に12の種族がいると言われており、レアナは旅の中で各種族に出会っていきます。
4.まとめ
読み始めから壮大な設定で、物語の続きが楽しみになるのですが、ちょっと風呂敷を広げすぎた感じで、旅はなかなか進みません。現在12巻でもまだ伏線が広がっていっており、そこが少し心配です。
笑いありの冒険ファンタジー私は好きです。